2009年のホリデーショッピングシーズンにおけるオンライン支出額が、米国時間12月11日までの時点で199億ドルを上回り、2008年の同時期から3%増加したことが、comScoreの調査により明らかになった。
comScoreによればオンライン支出額は、12月8日と10日にそれぞれ8億ドルを上回ったことで、さらに弾みがついたという。このうち12月10日の支出額は8億5200万ドルに達した。
14日(グリーンマンデー:12月の第2月曜日)は、comScoreによる統計で11月1日を開始日とする2009年のホリデーショッピングシーズンの中でも、最高額を計上する日となる可能性が高い。
comScoreの会長であるGian Fulgoni氏によれば、14日は「支出額9億ドルという難攻不落だった壁をついに越える絶好の機会を意味する。今週前半には、今シーズン最高水準のオンライン支出額を記録するはずだ。その後の消費者は、再び実店舗の小売店に目を向けて、ホリデーショッピングの最後の仕上げをすることになる」
オンラインもオフラインも含め、2008年がホリデー期間中の売り上げに関して素晴らしい年とは言えなかったことを考えれば、2007年を振り返るのも有益だ。comScoreの調査によれば、2007年11月1日から12月14日のオンライン支出額は226億7000万ドルだったという。
comScoreによる2009年の数値は、12月11日の金曜日までとなっている。12月14日までの3日間で、2009年のオンライン支出額を2007年に匹敵する水準まで押し上げることができるかは興味深いところだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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