最新の調査結果によると、米国でAppleの「Mac」所有世帯の数は増え続けているが、それらのMacの大多数は少なくとも1台の「Windows」ベースのPCと空間を共有しているという。
NPD Groupは米国時間10月5日、同社のオンライン調査によって、米国ではコンピュータを所有する世帯の12%は少なくとも1台のMacを所有していることが明らかになったと述べた。1年前の調査では、この割合は9%だった。ただし、Macを所有する世帯の約85%は、少なくとも1台のWindowsベースのPCも所有している。
全体的に見ると、Mac所有者は非Mac所有者と比べて、より多くのコンピュータや電子機器を持っている傾向がある。Apple製マシンを所有する世帯の3分の2は、3台以上のコンピュータを持っている。Windowsのみを所有する世帯の場合、この割合は29%だ。
Mac所有世帯は非Mac所有世帯と比べて、「iPod」やGPSシステムなどのガジェットも、2倍多く持っている傾向がある。
筆者はこの調査結果を知って、自分の家庭に対する印象が少し良くなった。筆者の家庭には、自分が認めたくないほど多くのガジェットがあることはもちろん、数台のMacとPCもある。ただし、Apple製品所有者が非Mac所有者と比べて、より多くのデジタル製品を持っている傾向があることには、別の理由もある。
「Apple製品所有者は、より多くのコンピュータや電子機器を所有する傾向があるが、Apple製品所有者と、より裕福なコンシューマー世帯の間にも大きな相関関係がある」とNPDのアナリストであるStephen Baker氏は声明で述べた。「Apple製コンピュータ所有者の36%は、世帯収入が10万ドル以上と報告した。コンシューマー全体では、この割合は21%だった。もっとも、世帯収入の多いコンシューマーがよりたくさんの電子機器を購入しているのは、意外なことではない」(Baker氏)
NPDは、同社のオンライン調査に寄せられた2300件の回答を基に、今回の調査結果をまとめた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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