Twitter上で誰かの発言を引用する際には、文中に“RT”という文言をつけるローカルルールがある。Twitterの正式な機能ではなく、ユーザーが独自に利用し始めたものだ。自分の発言が多くのユーザー、あるいは影響力のあるユーザーにRTされると、より多くの人の目に入るようになる。
このようなRTを介してユーザーの発言が広がっていく様子を計測できるサービス「ReTweeter」を、アクセス解析サービスを提供するユーザーローカルの閑歳孝子氏が開発した。RTされた数と、RTしたユーザーのフォロワー数から「のべ何人に、あなたの発言が配信されたか」を記録する。
トップページでは、新たにRTされた発言が表示される。「人気」「ユーザー」のタブを見ると、いま多くのユーザーにRTされている発言と人もわかるようになっている。サイト右上の「ユーザー表示」という欄に自分のTwitterアカウントを入力すると、過去に自分がRTした発言のうち、人気のものを確認できる。
ReTweeterを使うと、たとえば企業がTwitterを活用する際に波及効果を測定したり、クチコミの経路を把握したりできる。またTwitterユーザーのなかで影響力のある人もわかってくる。
ただ、このRTはTwitterの正式な機能ではないため、ユーザーによって引用の書式は異なる。たとえばRTではなく、“via”という文言をつけて引用を表すユーザーもいる。ReTweeterでは現在、RTという文言を含んだ発言のみ表示しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力