国外から国内へ流入するネット通信量が約1.4倍に--総務省まとめ

 総務省は8月6日、2009年5月の国内インターネットにおけるトラフィックの集計・試算結果を公表した。

 同報告書は、総務省が国内のインターネットにおける通信量の実態を目的に、2009年5月のトラフィック量を集計・試算したもの。調査にあたっては、国内の主要インターネットサービスプロバイダー(ISP)6社および、4名の研究者が協力にあたった。

 その結果、総務省が3月にまとめた「ブロードバンドサービスの契約数等」をもとに算出した、1契約あたりの平均ダウンロードトラフィック量は、推計で約40.5kbps。2006年5月の集計以降、依然として増加傾向が強まっていることがわかった。

 また、ISP間で交換される通信量のうち、国外のISPから国内の主要ISPに流入するトラフィックは、約213.1Gbpsと推計。前年同期に比べ約1.4倍に増加している。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]