仕事の相談するなら同性?異性?

アイシェア rTYPE リサーチ2009年05月15日 11時16分

 仕事をしている人なら、誰でも大なり小なり仕事の悩みを持っているものだが、ネットユーザーは誰にどんな形で相談しているのだろうか。意識調査を実施し、20代から40代の男女337名の回答を集計した。うち、仕事経験が「ある」のは270名(80.1%)。

 仕事経験がある人に、仕事(進め方や職場の人間関係も含む)について悩んだことがあるかを聞いたところ、全体の84.1%が「ある」と回答。このうち、悩みを誰かに相談したことが「ある」人は84.1%だった。

 その悩みと似た事例をネットで「検索したことがある」人は26.9%で、日頃からネットやメールを利用しているネットユーザーでも、仕事に関わる悩みは直接誰かに相談するケースが多いようだ。

 そこで、仕事の悩みを相談したことがある人に、最もよく相談にのってもらう相手を答えてもらった。トップは「同性の友人(35.6%)」、次いで「同性の先輩(25.1%)」と、同性を選ぶ人が計60.7%にも達した。以下の「恋人・配偶者(18.3%)」「親(7.9%)」を大きく引き離している。

 ただし女性では、トップは同じだが、2位が「恋人・配偶者(20.4%)」、3位が「親」「同性の先輩」でともに13.6%。男性に比べ、よりプライベートな関係の人に相談する人も少なくないようである。

 それぞれの相談相手を選んだ理由としては、「同性の友人」は「話しやすい」「年齢、環境、立場が似ているので、自分の悩みに共感してくれる」などの意見が多数(自由回答)。

 「同性の先輩」を選んだ人では「自分の仕事内容や状況を理解してくれているから」「仕事面で尊敬できるから」「同じ経験をしているだろうから」など、仕事の上での信頼関係がベースになっている人が多い。「恋人・配偶者」「親」については、「信頼できる」「親身になってくれる」ことはもちろん、「口外される心配がない」点もポイントとしてあがっていた。

 ちなみに、仕事の悩みに関しての相談方法は、「直接会う」が95.3%で他を大きく引き離してトップ。2位は「電話(28.8%)」、3位は11.0%で「メール(携帯電話)」、以降は10%未満に。

 「直接会う」理由としては、「直接会って話す方が伝わりやすい」「軽い内容ではないから」「細かな話ができるから」などのコメントが多く、自分の悩みをしっかりと理解したうえで相談にのって欲しいという意向がうかがえた(自由回答)。

 今やメールはコミュニケーションに欠かせない存在だが、こと仕事の悩みに関しては「メールで気軽に相談」というわけにはいかないようだ。

仕事の相談「誰にする?」

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

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