世界で1億台売れたといわれる「プレイステーション(PS)2」の進化形として2006年に発売された次世代ゲーム機「PS3」。フルハイビジョン映像、ブルーレイディスク対応、インターネット標準対応など高スペックで幅広いエンターテインメントを楽しめるマシンとなっているが、実際のところどんな機能が使われ、あるいは期待されているのだろうか。20代から40代のネットユーザーに調査し、357名の回答を集計した。
PS3を所有しているのは357名中26名。使ったことがある機能はゲームの他に「インターネット機能(53.8%)」「ブルーレイディスクの再生(38.5%)」が上位に入った。また、1番使う機能をゲームではなく「ブルーレイディスクの再生」「パソコンで取り込んだ動画の再生」と答えた人もわずかだが存在した。
PS3やPSP(プレイステーション・ポータブル)向けのオンラインサービス「PlayStation Network」の会員に地デジに関するアンケートが実施されたというニュースがあったが、PS3専用周辺機器として録画可能地デジチューナーが発売されたら購入するかを聞いたところ「地デジ導入はしていないが購入しない」としたのは20%以下で、「購入する(11.5%)」「購入を検討する(30.8%)」を合わせた40%以上が前向きな意向を示した。
一方、PS3を持っていない人にPS3が搭載する機能を伝えたうえで欲しいと思うかを問うと、26.0%が欲しいと回答。男女による違いはさほどみられなかったが、年代別では20代(30.1%)に欲しがっている人が多かった。
欲しいとした人に魅力的だと思う機能を複数回答で聞いたところ、「ブルーレイディスクの再生(77.9%)」が「ゲーム(66.3%)」をおさえてトップとなった。以下、「インターネット機能(26.7%)」「パソコンで取り込んだ動画の再生(20.9%)」「音楽の再生(19.8%)」と続き、PS3の魅力はゲームだけにとどまらず、多方面に感じられていることがうかがえた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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