Nielsen Onlineが米国時間4月13日に発表した調査によると、米国では、人々が1カ月に3時間以上オンライン動画を視聴しているという。
1人あたりの平均視聴時間は、2月にはおよそ169分だったが、3月には13%増のおよそ191分に延びたとNielsenは報告している。
また、総視聴本数も、およそ89億本から9%増のおよそ97億本へと急上昇した。ユーザー1人あたりの本数も、約70本から7%増の約74本となっている。
増加率は、ユーザー1人あたりの視聴時間の方がユーザー1人あたりの視聴本数より高い。このことから、人々が同じ動画をより長時間見るようになってきていることがわかる。1本あたりの視聴時間は、2月の2.4分から3月には2.6分へと延びた計算になる。
オンライン動画市場はGoogleが所有するYouTubeの圧倒的優位が続いており、米国で3月に視聴されたYouTubeの動画の合計本数はおよそ55億本、視聴者数はおよそ8900万人だったとNielsenは報告している。第2位はHuluで、合計本数はおよそ3億4800万本、視聴者数はおよそ900万人だった。第3位はYahooで、合計本数はおよそ2億3200万本だったが、ユーザー数はHuluより多いおよそ2500万人を獲得している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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