インターネット検索大手のGoogleは現在、「Google TV Ads Online」と呼ばれるサービスを試験中だ、とThe Wall Street Journal(WSJ)が伝えている。このサービスでは、公開後約1年を迎えた同社の「Google TV Ads」、YouTubeのサイト、そして、最終的にはビデオを公開しているインターネット上のサイトから広告主が広告枠を買えるようにするという。
限られた一部の広告主が現在、同サービスのテストを実施しており、サービスの公開は数カ月以内、とThe Wall Street Journalは伝えている。
テレビおよびビデオ広告用のワンストップシステムを開発するというGoogleの動きは、消費者がインターネットでテレビ番組や長編映画を視聴する機会が増加しているというタイミングで起こっている。消費者が向かうところへ、広告主は向かうという傾向がある。
Googleは2008年5月、同社テレビ用広告プログラムを公開している。このプラグラムでは、広告主にテレビ広告枠の競売を可能にした。Google TV Adsの公開後5カ月を経過した9月、同社は、同システムへの広告提供について、Bloomberg TVやNBC Universalとの提携を発表した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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