独立行政法人 情報処理推進機構(IPA/ISEC)は3月23日、2008年下半期における情報セキュリティ関連の技術動向をまとめた「情報セキュリティ技術動向調査(2008年下期)」を公開した。
この報告書は情報セキュリティ技術動向調査タスクグループが2008年12月19日に開催した第2回会合の結果を基にまとめたもので、IT技術者を読者として想定している。複数の委員が独自の視点から解説を加えており、IPAのサイトから無料でダウンロードできる。
報告書では技術動向として、DNSのセキュリティを向上させるための拡張仕様である「DNSSEC」、システムのログをとり、ネットワークで送信する技術「SYSLOG」、セキュアOSを取り上げている。また、テンポラリファイルの扱いやウイルスの動向、ダークネット観測の技術動向と観測事例も紹介している。さらに、IPsec関連技術の標準化動向、Resource PKI、アイデンティティ管理技術の動向についてもまとめている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス