地域や家庭によって調味料の好みや使い方はさまざまだが、家庭にある調味料やそのこだわりについて、20代から40代のネットユーザー440名の回答を集計した。
自宅に調味料があると回答した人に1番消費が早い調味料について尋ねたところ、「醤油」が39.8%で最も多く、2位以下の「塩(14.6%)」「マヨネーズ(11.8%)」に大きな差をつけた。
1番消費が早い調味料を購入するときは「味(31.9%)」を重視するとの意見が「安価であること(26.9%)」を上回った。「無添加・無着色(10.3%)」「国産(7.9%)」がそれに続き、安全性も重視されているようだ。
こだわりのある調味料が「ある」のは45.6%で、1番消費の早い調味料を最もこだわるとしたのは36.3%。必ずしもよく使う調味料をこだわるといったわけではないようだ。
1番消費する調味料にこだわっている人では「醤油」との回答が多く、「味が深いこと」「薄口」「濃口」と、味の好みにこだわる人や、「原料の安全性」「国産」「生産過程の安全性」のように安全性を重視する意見が複数みられた。
他、消費ランキングでは5位だった「味噌」にこだわっているとの声も多く、「どのくらい熟成されて、うまみが出てるか」を吟味したり、「複数の味を混ぜて使う」と使い方も工夫する人、「自宅で作った豆で作る」といった本格的な人もいた。
1番消費する調味料以外にこだわっている人では、「塩」にこだわっているとの意見が多かった。「精製塩」ではなく「岩塩」を選ぶ人や、「産地」にこだわる人、「料理の味が決まるので新しいものはとりあえず試す」といった積極的な回答もあった。
他、1番消費する調味料にこだわっている人と同様に「醤油」「味噌」を挙げる人が多く、こちらでも手作り味噌を使っているといった意見が複数みられた。また、マヨネーズを挙げる人でメーカー名を教えてくれた人は、全員が「味の素」と記載していた。
店頭や取り寄せで各地の特色ある商品が手に入るようになった調味料。不景気で自宅で食事する人が増えているとの声も聞かれるが、それぞれ自分ならではのこだわりがある調味料を使って、家庭での食事を楽しんでいるようだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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