雑誌やネットなどから手に入れることができるファストフード店の「クーポン」。どのタイプのクーポンが人気なのか。また使うことをどう思っているのか。意識調査を行い、20代から40代を中心とするネットユーザー男女469名の回答を集計した。
ファストフードでクーポンを使用したことが「ある」のは全体の63.3%。男女別では、女性が66.7%で男性より6.2ポイント高く、年代別では20代、30代が60%以上の利用率なのに比べ、40代が58.4%と、他の年代よりも低かった。
クーポン使用経験者が使用するのは「雑誌から切り抜いたものなど紙のクーポン」が全体の70.7%と最も多く、性別・年代問わずトップ。紙クーポン人気は健在で、2位「ケータイクーポン(50.2%)」3位「PCからプリントアウトして(46.1%)」を20ポイント以上上回った(複数回答)。
男女別ではいずれの項目も男性より女性の方がポイントが高く、年代別に見ると、20代で「ケータイクーポン(55.0%)」、40代で「PCからプリントアウトして(51.7%)」が、それぞれ他の年代より高いのが目立った。
また、クーポン使用経験者に、ファストフードのクーポンを持っている場合、何を重視してメニューを選ぶかを聞くと、68.4%もの人が「クーポンを見て、食べたいものがあればそれを選ぶ」と回答。「クーポンがある中から選ぶ」は21.9%で、「クーポンの有無関係なしに食べたいものを選ぶ」は9.8%と少数だった。
「クーポンがある中から選ぶ」と、クーポン重視でメニューを選択するのは女性(17.4%)より男性(26.1%)の方が多い結果となった。また、年代別では40代が「クーポンがある中から選ぶ(26.4%)」と「クーポンの有無関係なしに食べたいものを選ぶ(14.9%)」両方の数値が他の年代より高いのが特徴的だった。
ファストフードでクーポンを使用することをどう思うかの問いでは、「お得でいいと思う」が59.1%でトップ。「カッコ悪いと思う(1.7%)」「デートのときはカッコ悪いので使いたくない(0.9%)」としたのは、ごく少数だった。
実際にクーポンを使用したことがあるのは63.3%だが、「お得でいいと思う(59.1%)」と「めんどうだと思うが得するので使ってもいい(24.9%)」を合わせると84%もの人がファストフードでクーポンを使用してもよいと考えていることがわかった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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