総務省は2月27日、日本における2008年11月時点でのトラフィックの集計・試算結果を発表した。
今回の調査にあたっては、インターネットサービスプロバイダー(ISP)6社、および東京大学教授の江?浩氏、慶應義塾大学教授の加藤朗氏、IIJの研究員の長健二朗氏、国立情報学研究所准教授の福田健介氏という4名の専門家が協力。2008年11月時点での国内通信量の集計と試算をし、結果をまとめた。
その結果、ダウンロードトラフィック総量は、平均約990Gbpsと推定され、1年間で約1.2倍に増加。また、ブロードバンドサービス1契約あたりのダウンロードトラフィックは32.9kbpsとなり、2006年以降増加傾向が続いている。
また、ISP同士で交換されるトラフィック量については、国外ISPから協力ISP6社に流入する通信量が前年同期の133.7Gbpsから176.1Gbpsに1年間で約1.3倍に増加。2006年5月時点の94.9Gbpsからおよそ2倍に急増していることがわかった。
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