ネット広告代理店大手のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は2月2日、博報堂を引受先とする第三者割当増資を実施すると発表した。これにより、博報堂DYホールディングスが53.7%の議決権を持つ親会社となる。
調達額は12億8672万円。これにより、博報堂はDACの議決権の8.6%を保有する。現在のDACの筆頭株主は博報堂DYメディアパートナーズで45.1%の議決権を持つことから、博報堂DYホールディングスグループ全体での保有割合は53.7%となり、2月23日付けで連結子会社となる。
今回の増資に伴い、DACは博報堂の100%子会社である製作会社の博報堂アイ・スタジオを子会社化する。これにより、クリエイティブ関連事業に進出し、「取引がある全ての広告会社に対して質の高い広告関連サービスを提供する」(DAC)という。株式取得金額は9億円で、60%の株式を保有する。取得日は2月25日の予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」