Yahooは、無料のオンラインストレージサービス「Yahoo Briefcase」を廃止する計画だ。
同社は米国時間1月28日、Briefcaseを3月30日で終了すると発表した。ユーザーに対し、ストレージ内のデータをその日までに回収または消去するように呼びかけている。
30Mバイトのオンラインストレージを提供するBriefcaseは、約10年前に始まった。しかし、Yahooは声明の中で、「ユーザーがYahoo Briefcase以上のものを求めて、はるかに大容量で共有機能も強力な他のサービスに乗り換えたため、ここ数年間で利用者が大幅に減少してきた」と述べている。
現在、Briefcaseに取って代わるオンラインストレージサービスはたくさんある。注目に値するライバルの1つは、25Gバイトの無料ストレージが利用できるMicrosoftの「Windows Live SkyDrive」だ。
また、Googleが「GDrive」という無料のオンラインストレージサービスを準備している可能性を示す兆候もある。最近の複数の報道は、先ごろ更新されたオンラインのドキュメントに、GDriveについて言及した部分があることを指摘している。そのドキュメントは、ウェブブラウザ「Google Chrome」や画像編集ソフトウェア「Picasa」などの無料ソフトウェアをまとめた「Google Pack」に関するものだ。その中のテキストには「(GDriveは)写真、音楽、文書などのファイル向けに信頼性の高いストレージ機能を提供し、いつでもどこでも、デスクトップやウェブブラウザ、携帯電話といった各種デバイスからファイルにアクセスすることを可能にする」と書かれている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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