レイオフをはじめとする支出節減策は、Googleでさえも、経済の現状とは無縁ではいられないことを示している。しかし、同社が元米国副大統領のAl Gore氏を2月に開催される「Google Earth」のイベントに講演者として挙げているところを見ると、Googleはクールな一面を今も失っていないようだ。
Gore氏は米国時間2月2日に開催されるイベントで、Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏とサーチプロダクトおよびユーザーエクスペリエンス担当のバイスプレジデントであるMarissa Mayer氏と会する予定である。会場はサンフランシスコに新しく改築された水族館、プラネタリウムおよび自然博物館からなる複合施設のCalifornia Academy of Sciencesである。今回のイベントがどんな内容になるのか、その手がかりは上記以外の講演者にもある。
この講演者とは、海洋学者のSylvia Earle氏。同氏はNational Geographic Societyのエクスプローラー・イン・レジデンスであり、Deep Search Foundationの創設者である。
水族館という場所に海洋学者、そして地球の運命に関心がある高名な政治家というメンバーの取り合わせ。このイベントで発表されるのは、Google Earthへの海洋の3D地図の追加だろうか。
このイベントの招待状には、同イベントが「Google Earthの進化における次なる大きなステップ」とだけ説明されている。
Google EarthとGoogle Mapsは、衛星から見た地球の眺めをすでに提供している。また「Google Sky」を通して、宇宙を眺めることも可能になっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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