ツチノコやビッグフットなど未確認生物(UMA)の目撃談や生存情報は、世情や景気と関係なく多くの人々の興味をそそるもののようだ。実際のところ、その存在を信じている人はどれほどいるのだろうか。20代から40代を中心とするネットユーザー430名の回答を集計した。
未確認生物の存在を信じているか聞いたところ、12.8%が「信じている」、52.3%が「存在していたらいいなと思っている」と回答。「実際に見たことがある」3名も加えると、56.3%が存在に肯定的で、「存在していて欲しくないと思っている」の4.0%、「存在しないと思う」の30.2%を大きく上回った。肯定派は女性で58.8%と男性(54.1%)よりやや高め。また、年代が上がるほど未確認生物の存在を肯定的にとらえる傾向がわずかながら見られ、40代では59.4%が肯定的な意見だった。
「存在を信じている(いたらいいなと思っている)生物」を複数回答形式で答えてもらったところ、トップは「ツチノコ」で59.1%、2位が「ネッシー」57.4%。3位は「河童」で47.5%と、おなじみの未確認生物が上位を占めた。次いで「ビッグフット(雪男)」43.0%、「人魚」38.0%と続き、以下「ケサランパサラン」「スカイフィッシュ」「猿人」が20%台、「ヒバゴン」「チュパカブラ」「シーサーペント」「ニューネッシー」が10%台だった。
上位3つは男性より女性が肯定的で、中でも「河童」は男性の34.4%に対し、女性では61.5%にのぼった。また「人魚」も、女性の51.3%が肯定しており、男性を大きく引き離した。逆に「スカイフィッシュ」「猿人」は男性の方が高め。年代別では「ネッシー」を肯定する40代が65.8%にのぼり、 20代を大きく引き離した。30代では「ビッグフット(雪男)」が44.6%、また20代では「河童」が57.7%、「スカイフィッシュ」が34.6%で他の年代を大きく上回るなど、性別、世代別によりかなり違いがあり、信じる生物の好みに差があるようだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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