年初めの運だめしとして初詣でおみくじを引くことを習慣にしている人が多いようだ。
おみくじの結果は1年の運勢に影響するのだろうか。20代から40代を中心とするネットユーザー372名の回答を集計した。
回答者のうち、今年の正月におみくじを引いたと答えたのは34.7%、129名。引いた枚数は「1枚」が75.2%で圧倒的多数を占めたが、「2枚」が 15.5%、「3枚」も8.5%おり、4人に1人は複数枚。20代では半数以上が「2枚以上」引いており、女性では「3枚以上」が12.5%を占めた。
おみくじの結果は「大吉」「中吉」が15%強、「小吉」「吉」が13%前後、「末吉」「凶」が5%前後、「大凶」は1名のみ。また「覚えていない」人も31.0%にのぼった。
今年1年の運勢を振り返ってもらい、おみくじの結果別に集計したところ、「大吉」を引いた人は25.0%が運勢も「大吉だった」と回答。以下「中吉」を引いた人は33.3%が「中吉だった」、「小吉」を引いた人は37.5%が「小吉だった」と答えており、「吉」を引いた人は35.3%が「吉だった」と答え、88.2%が「吉以上」。
おみくじの結果と運勢がぴったり一致した人が、吉から大凶までのすべてで3割前後から5割を占め、大多数がそれ以上の運勢だった、という結果となった。
おみくじの結果が1年の運勢を左右するのか、結果を自己暗示することで自らそうした運勢を呼び込むのか。しかし、この調査結果を見る限りでは、おみくじはある程度信頼できる占いということができそうである。
ちなみに結果を「覚えていない」人も3割は今年の運勢は「中吉だった」と回答。「凶」は少数派だったことから、悪い結果を引いてしまった時は、忘れるに限るともいえそうだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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