オンラインサービスの会員登録などでは、登録するメールアドレスやパスワードの内容確認のため、2回入力することを求められる。このとき、ネットユーザーはどんな操作をしているのだろうか。20代から40代を中心とする男女422名の回答を集計した。
会員登録時などにメールアドレス確認で2回目の入力を求められた場合、「直接入力している」が45.5%、「コピペしている」が54.5%と、コピペ派が過半数を占めた。男女別に見ると、男性はコピペ派が57.9%で、直接入力派より15.8ポイント高かったが、女性はコピペ派と直接入力派がほぼ半数ずつだった。
年代別では、20代はコピペ派と直接入力派がほぼ半数ずつ、30代は57.6%がコピペ派、40代では55.0%が直接入力派と世代による違いが見られた。
パスワード確認で2回目の入力を求められた場合は、「直接入力している」が66.6%、「コピペしている」が33.4%と、直接入力派がおよそ3人に2人となった。性別・年代別を問わず直接入力派がコピペ派を上回ったが、若い世代ほどコピペ派が増え、20代では38.2%にのぼった。
IDやパスワードを忘れて、新しいアカウントを作ったことが「ある」のは64.7%。世代別に見ると、20代は58.2%、30代は62.2%、40代は 65.8%と世代が高くなるほど作成率が高くなった。オンラインサービスが増加する中、会員登録時のユーザーインターフェイスには、まだまだ課題がありそうだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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