女性向けアドネットワーク「Glam Media」、日本向けサービス開始

鳴海淳義(編集部)2008年11月25日 11時21分

 米国で女性向けウェブサイト「Glam Media」を運営するGlam Mediaの日本法人、グラムメディア・ジャパンは11月25日、日本向けのサイト「glam.jp」を開設した。同日14時から丸ビルで媒体説明会を開催する予定だ。

グラムメディア・ジャパングラムメディア・ジャパンの日本版サイト「glam.jp」

 Glam Mediaは2006年に米国で設立された。運営するメディアは、米国で5200万人、世界中で月間約7500万人ユニークユーザー(コムスコア・メディアメトリックス 9月度調べ)が訪れるという。ファッションやライフスタイル、エンターテインメントなどの女性向けカテゴリーのウェブサイトを世界中で640以上ネットワークし、それらが持つ広告枠に対して広告を配信している。

 2008年8月には日本法人グラムメディア・ジャパンを設立し、元エキサイト社長の山村幸広氏をCEO兼Glam Mediaバイスプレジデントに起用した。日本市場では2009年度に10億円の広告収入を目標としている。

 当初、グラムメディア・ジャパンが日本で提供するサービスは、女性向けサイトを束ねたアドネットワーク「グラムメディア・バーティカル・コンテンツネットワーク・サービス」、自社サイト「glam.jp」、自社サイトにおけるユーザー向けキャンペーン「世界5都市のエディターがGlamのためにお取り置き現地で完売続出のヒットアイテム50プレゼント」の3つ。

 各サービスの詳細は以下のとおり。

  • グラムメディア・バーティカル・コンテンツネットワーク・サービス
    優良な女性向けサイトをネットワーク型で集めて広告配信サービスを行う。女性向けネットメディアや、大手出版社からサイトの広告枠を提供してもらい、預かった広告枠を専任で、広告主に向けて販売する。参加サイトは、現時点で30サイト及びグラムブロガー。オープニングクライアントはフェンディジャパン、メイベリンニューヨーク、MHDディアジオ モエヘネシー、全日本空輸など。
  • glam.jp
    流行に敏感な感度の高い女性インターネットユーザーに対して、ファッション、ビューティー、ジュエリー&ウオッチのカテゴリーでコンテンツを提供する。また、アドネットワークの“ハブサイト”としての役割を果す。
  • 世界5都市のエディターがGlamのためにお取り置き現地で完売続出のヒットアイテム50プレゼント
    オープニングキャンペーンとして、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、ミラノ、東京の世界5都市のグラムエディターが選んだ、ヒットアイテム50点を、ユーザーにプレゼントする。
グラムメディア・ジャパングラムメディア・ジャパンのアドネットワークに参加するサイト一覧

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