ヤフーとヤフーバリューインサイトは11月18日、リサーチ事業「Yahoo!リサーチ」の新サービスとして、Yahoo! JAPANでの検索行動データを融合させたリサーチ「Search Insight」を提供開始した。
Search Insightは、インターネット上の広告接触や検索行動などの解明をテーマに両社が共同研究したリサーチシリーズ「Data Insight」の第1弾サービス。
従来のインターネットリサーチにYahoo! JAPANでの検索行動データを組み合わせた独自の調査手法で、検索行動データから「任意のキーワードの検索実績」が実証されたYahoo!リサーチのモニターを対象に、「属性、検索動機、検索前後の行動、キーワードへの関心度」などに迫る調査が可能だという。
両者はSearch Insightを主に広告や宣伝、サイト制作、検索エンジンマーケティング事業者に提供する予定。企業は入手した情報を、「自社の検索連動型広告のキーワード改善」や「閲覧者のニーズに合ったサイト構築」をはじめ、プロモーション活動に活用できるとしている。
ヤフーは、リサーチに使用される検索行動データについて、「調査依頼より4〜28日前の『Yahoo! JAPANでの検索履歴』データを用い、統計情報として特定の興味・関心の高いユーザーをグループ化するためだけに使用しており、特定のユーザーの興味・関心を分析しているわけではありません」とコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」