インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA」は11月18日、調査レポート「DODA職種別平均年収ランキング2008年版」を発表した。
IT、製造系のエンジニア23職種では、「ITコンサルタント」の612万円が1位。これに「プロジェクトマネジャー」(605万円)、「セールスエンジニア、フィールドアプリケーションエンジニア」(549万円)が続いた。
総合ランキングでは、2007年に引き続き、「投資銀行業務」が827万円で1位。次いで、「運用会社(ファンドマネジャー、アナリスト、ディーラー)」(656万円)、「経営企画・事業企画・新規事業開発」(614万円)。上位10職種のうち、4職種を金融系、3職種をエンジニアが占めた。
全職種の平均年収は前年から19万円減少し、461万円(平均年齢30.5歳)となった。多くの職種で平均年収が下落するなか、平均年収が増加した職種は、投資銀行業務(827万円、前年比35万円増)、金融バックオフィス(555万円、同27万円増)、ITコンサルタント(612万円、同10万円増)などだった。
インテリジェンスは、「これらの職種では、今年に入り、年収レンジの高い外資系出身者が転職を考え動きはじめたことで平均値が上昇した」と推測している。
この調査は、DODA転職支援サービスに2007年8月から2008年7月までに登録した転職希望者のうち、25〜39歳に該当する約10万人の給与データを集計したもの。
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