Googleは米国時間11月11日、インフルエンザの流行を追跡できる新しいサイトを公開した。
この新しいサイトでは、「Google Trend」と同じキーワード追跡技術を使って、「flu」(インフルエンザ)という言葉を含む問い合わせを検索する人たちを監視し、日付と場所の両方で追跡する。
このテクノロジが非常に興味深いのは、データセットが2003年にまでさかのぼることと、米疾病管理予防センター(CDC)の過去数年間の調査データと相互参照されていることだ。Googleは、同社のシステムは調査手法ではなく一定した検索の流れに基づいているため、CDCよりも1〜2週間早く結果を提示できると述べている。
将来、同じ傾向分析手法をほかの組織と協力して使用すれば、インフルエンザ以外にも、エイズ、鳥インフルエンザ、アフリカ化ミツバチなど、伝染性のウイルスや脅威を追跡できるだろう。
なお、現在のシステムでは、世界的なインフルエンザの流行は追跡されない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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