バラク・オバマ氏の当選により、アメリカ初の黒人大統領が誕生した。世界的な経済危機を迎えている今、日本ではオバマ氏の当選による経済面の影響をどう見ているのだろうか。当確が出た11月5日に、20代〜40代を中心とするネットユーザーに対し緊急調査を実施、501名の回答を集計した。
調査を集計したところ、86.0%が既にオバマ氏の当選を知っており、米大統領選への関心の高さが伺えた。当選を最初に知った媒体ではテレビが45.7%でトップ、次いでインターネットが39.9%、その他新聞やラジオなどはいずれも5%未満となった。
オバマ氏とマケイン氏のどちらを応援していたかを聞いたところ、オバマ氏が83.4%、マケイン氏は16.6%と両者に大きな差が見られた。そのためか、オバマ氏の当選について「予想通りだった」という回答が92.8%と9割を超えた。世間的には「オバマ氏の当選は当たり前」という認識が高かったようだ。
また、オバマ氏が大統領になることで、日本経済や日米関係への好影響を期待できるかを聞くと、日本経済へは39.1%が、日米関係へは41.9%が「好影響を期待できる」と回答していた。
では、オバマ氏に似ていると言われ、同氏のモノマネを続けてきたお笑いコンビ「デンジャラス」のノッチについてはどうだろうか。「オバマ氏の当選でノッチの仕事に好影響を与えるか」を聞いたところ、44.7%が「好影響を期待できる」と回答。特に女性からの期待が高く、48.1%と半数近くの支持を得た。オバマ氏の当選は、日本経済や日米関係よりもノッチの仕事に好影響を与えると考える人のほうが多いようだ。
ノッチは5日夜に放送されたTBS系バラエティ番組『悪魔の契約にサイン』内で、オバマ氏本人から「君はオバマだ」とモノマネを公認されており、今後の活躍にますます期待ができそうだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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