Yahooは米国時間10月8日、「IndexTools」を「Yahoo Web Analytics」というブランド名に改名すると発表した。これにより、現在は企業向けのベータ版である同製品は、まだ一般向けには提供されないものの、一般消費者や小規模企業向けのツールへと近づいていることを感じさせてくれる。
Yahooは2008年5月にIndexToolsを買収し、直ちに同製品を無償サービスにした。同サービスのGoogle Analyticsに勝る大きな利点は、ユーザーアクティビティがあると数分後には情報が更新される点である。Google Analyticsは誰でも登録可能であるものの、データの更新には通常24時間かかる。
両製品共に、色鮮やかで見やすいグラフや図でデータを表示し、各企業の広告サービスと密接に連携する。また、、自社の他の製品群と連携する。また、同じ一度のログインで他のサービスも利用できるシングルサインオンも実現する。
Yahooのブログへの投稿によると、同サービスの最新版は、既に広告主やサードパーティアプリケーション開発者らに提供されており、「Yahoo Small Business」のユーザーにもまもなく提供されるという。今後のアップデート情報はサイトにサインアップすると入手できる。YahooのData Insights担当ディレクターを務めるDennis Mortensen氏によると、早いうちから同サービスを試用する最も簡単な方法は、広告主になることであるという。
変更点に関する詳細は、こちらに記載されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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