Adobe Systemsは米国時間6月30日、検索エンジンがウェブ上にあるFlashコンテンツをもっと容易にインデックスできるようにするための取り組みを発表した。Adobeはここで、YahooとGoogleという大手2社との提携を大々的に発表している。興味深いのは、Microsoftの名前がなかったことだ。発表文では、Microsoftが同様のことを「Live Search」で行うかどうかについて触れていない。
Microsoftがこの件について何かコメントするのではないかと期待して問い合わせたが、Microsoftの回答は「ノーコメント」というものだった(Microsoft側は、将来は何かコメントできるかもしれないと述べたので、もしMicrosoftからコメントがあればここで披露したい)。
何か障害があるのか、AdobeがMicrosoftに無関心なのか、それともその逆なのか、これらについては何もわからない。明白なのは、Flashを巡って2社は対立の関係にあるということだ。Microsoftは「Silverlight」技術で、Flashと真っ向から対立しようとしている。Silverlightは最初から検索に対応している。
つまり、Microsoftにしてみれば、自社技術を利用しないユーザーのために機能を改善する理由はないということだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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