グーグル、IPv6接続向けの検索を開始

文:Caroline McCarthy(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年05月15日 10時24分

 Googleは米国時間5月14日、同社の検索がIPv6接続で利用可能になったことを同社公式ブログで発表した。

 現在、ウェブ接続としてはIPv4が、世界中で導入されている。問題は、IPv4が約40億のIPアドレスしか扱うことができないということだ。これは、世界中の人々が1人1つずつIPアドレスを持つには十分ではない。

 IPv4の許容数は、2011年には使い切られてしまうだろう、とGoogleらは見積もっている。これは、IPv6がIPv4に取って代わる可能性があることを意味している。IPv6を導入すれば、世界中の人々がそれぞれ約30億のネットワークを持つことが可能になる。

 Googleのブログ投稿には、「IPv6が広く配備されるのは、ただの時間の問題であると見込んでいる。われわれは、自分たちの役割を果たすつもりだ」と書かれている。

 IPv6向けのGoogleの検索はこちらから利用可能。しかし、IPv6接続を利用していない場合、正常にアクセスすることはできない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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