スイスのジュネーブを拠点に、世界中の大企業約1000社の指導者や知識人、ジャーナリストらが参加する非営利財団「世界経済フォーラム(WEF)」が現地時間4月9日、世界各国・地域のIT分野の競争力を比較した国際ランキング「2007-2008年世界ITレポート」を発表した。
報告書によると、前年に引き続き1位はデンマーク。2位スウェーデン(前年2位)に続いて、3位は前年5位のスイスがランクインした。
一方、日本は19位で前年の14位から大きく後退。アジア太平洋地域では、9位に前年19位の韓国がランクインし、日本を大きく逆転した。そのほか、香港(11位)、オーストラリア(14位)、台湾(17位)が、日本の上位に位置づけられた。
全体的には、上位2位を占めたデンマーク、スウェーデンのほか、6位フィンランド、7位オランダ、8位アイスランド、10位ノルウェーと北欧諸国が揃ってランクインし、IT国際競争力の高さを今回も見せ付ける結果となった。一方、米国は前年7位から4位にランクアップしている。
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