GoogleとYahooが検索サイトで検索キーワードに関連した動画広告の掲載を開始している。見比べた結果、Googleの広告の方が、押し付けがましくなく、それほど不快には感じなかった。
Googleの検索サイトで「smartphone」を検索すると、右側に表示される2番目のスポンサーリンク下に「watch commercial」というホットリンクが表示される。このリンクをクリックすると、2インチ四方のウインドウがリストの下に現れ、34秒の広告が自動的に再生された。この動画は停止したり、隠したりすることもできる。
「Curve」というキーワードを検索した時には、先ほどのよりも若干大きめなウインドウが、今度はページのトップに近いスポンサーリンクの1つに表示された。しかし、これは毎回現れるという訳ではないようだ。筆者は都合よく、この動画広告が機能しているところをスクリーンショットで押さえることができた。
Yahooの検索サイトで「Special K」や「Honda」と検索すると、ページのトップに近いスポンサーリンクに動画広告のリンクが表示された。「play video」アイコンをクリックすると、ページがグレーになり、5インチ四方のポップアップウインドウで広告が再生された。Special Kの広告は30秒で、Hondaの広告は23秒だった。
しかし、広告を見るために大きなウインドウが必要なのだろうか?Googleの広告は小さめでページのほかの部分を邪魔しない、また、広告が再生されている間、検索結果を閲覧し続けることができる。Yahooの広告場合は、広告が再生されている間はなにもすることができない。検索結果に戻るには、「X」ボタンをクリックして、ウインドウを閉じなければならない。
どれだけの人がこの新しい動画広告を実際にクリックするのか興味深い。正直に行って、ジャーナリストの仕事をしていなければ、筆者は利用しないだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」