文部科学省は3月14日、中高生の携帯電話の利用状況に関する実態調査の中間報告を公表した。
今回行われた調査では、地域別にいわゆる「学校裏サイト」をランキング形式で紹介しているポータルサイト「全国学校サイトランク」や掲示板サービス「2ちゃんねる」をはじめ、中高生などから収集した情報から学校裏サイトを探索している。同調査の結果、3月11日までの途中集計時点で、サイトおよびスレッド数は約3万8000件にのぼることが明らかになった。
また、同省では学校裏サイトの形態についても分類を実施している。学校裏サイトには特定の学校の生徒が閲覧や書き込みを行う「特定学校裏サイト」と、2ちゃんねるなどの掲示板にスレッドとして掲載されている「スレッド型学校裏サイト」、全国の中高生が誰でも自由に参加できる「一般学校裏サイト」、中高生の間で「個人ホムペ」と呼ばれ、数人のグループで参加する「グループ・ホームページ型」の4種類の存在が確認されたという。
同省では、今後も書き込み内容やアンケートの集計を行い、3月末をめどに最終結果をまとめる方針。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力