サイバーエージェントの連結子会社であるマイクロアドは2月19日、個人向け行動ターゲティング広告掲載サービス「BTパートナー」の提供を開始した。
BTパートナーは、ウェブサイトやブログを運営するサイト運営者に対して、閲覧者の嗜好を類推して一人ひとりに合わせて広告を掲出する行動ターゲティング広告の掲載料を支払うサービス。
サイト運営者がマイクロアドの広告枠を自身のサイト上に設置すると、サイトの閲覧者に合わせた広告が掲出され、閲覧者が広告をクリックするごとに、マイクロアドからサイト運営者に広告掲載料の一部が支払われる。
あわせて、サイトの品質が高いサイトに高い広告掲載料を支払う「サイトランク」制度を開始する。
サイトランクは、BTパートナーを利用しているウェブサイトに対して、支払う広告掲載料を決定する独自の数値。ブランド認知率の向上や商品の購入、会員登録など、広告出稿主の期待する効果の高さに応じてサイトの品質を評価する。サイトランクが高いサイトでは、最大で1クリック100円という収益を得ることができる。
マイクロアドは、現在約2万件の個人運営サイトをネットワーク化し、主にコンテンツ連動型広告を掲出している。今回提供を開始するBTパートナーにより、個人運営サイト増加を図り、大規模で優良なアドネットワークを構築するとしている。
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