テクノラティジャパンは2月18日、ブログ検索サイト「Technorati JAPAN」を全面刷新した。「総合」「エンタメ」「テクノロジー」「経済・社会」といったカテゴリーごとに注目のブログ記事やニュース記事をピックアップし、トップページから旬の情報を一覧できるようにした。
トップページで取り上げられているブログやニュースには、「ブログ界の反応」として、読者の反応などもまとめられており、その記事の反応を知ることができる。またブログ記事から抽出した写真をまとめた「今日のイメージ」というコーナーを用意。掲載画像を眺めるだけでブログ界の話題がわかるようになった。
ユーザーの利便性を向上させるため、今回のリニューアルのタイミングでOpenIDに対応した。これまではテクノラティのユーザーとブログのオーナーをひもづけるために複雑な認証を必要としていたが、OpenIDに対応したことで、例えばVoxユーザーであれば、テクノラティでOpenIDを入力した後にVoxアカウントにログインするだけで認証を済ませることができるようになった。
リニューアルによって広告ビジネスも大きく変わる。これまでは検索サイトとして主に調査目的で利用されることが多かったため、リピーターが少ないことが課題だった。そこで毎日のトピックを扱うなどブログに特化したメディアとしての性格を強めることで、インプレッションの増加を狙う。あわせてトップページに大きなサイズのバナー広告を配置し、より自由度の高い広告表現にも対応できるようにした。
ブログで話題となるトピックはテレビの影響を受けやすいという。テクノラティのマーケティングを担当するCGMマーケティング社の杉崎健史氏は、「テレビ番組を見て、ブログを書くなど、クロスメディアとしての親和性が高い。ブログのネタを探しに着ている読者などに対して、テレビCMのように訴求できるようにした」と話す。
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