日経BPコンサルティングは1月25日、同社が社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会特別セミナーで発表した「IT系サイト利用実態調査2007」の詳細を明らかにした。
同調査によると、製品やサービスの購入・導入の発案やその候補のリストアップおよび絞り込みを行う際、最も参考にするのはビジネスやITに特化した「専門メディアのウェブサイト」だという結果が出た。次いで「企業のホームページ、ブログ」「検索エンジン」の2つが並ぶ。
その一方で「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)」や「個人のホームページ、ブログ」「一般のニュースサイト」「メールマガジン」はあまり参考にされることがないという結果になっている。
また、最も客観的で信頼できると思うネットメディアについては、65%が専門メディアのウェブサイトと回答し、2位の「企業のホームページ、ブログ」(16%)を大きく引き離している。
さらに、ビジネスにおいては、検索エンジンやポータルサイトの利用に比べて、専門メディアのウェブサイトなど、IT系の情報サイトを利用していること多いという調査結果も明らかになっている。
調査はアイティメディア、アスキー、Impress Watch、シーネットネットワークスジャパン、日経BPのユーザーに対してウェブサイトとメールマガジンで告知を行い、2007年8月1日〜22日で実施したもの。回収サンプルは5001件となっている。
なお、日経BPコンサルティングでは調査資料について、同社サイト上にて公開している。
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