サイバー・コミュニケーションズ(cci)は1月16日、次世代型インタラクティブ広告業務支援システム「AD-SCRUM」を開発したことを発表した。2008年度初より同システムを活用したサービスを提供開始する。
AD-SCRUMは、cciがこれまでインターネット広告のメディアプランニング作業において蓄積したデータやノウハウを駆使したもので、従来は広告会社やメディアレップ、媒体社の会社間で行われてきたインタラクティブ広告関連業務を、各社が共通のウェブプラットフォーム上で簡潔に処理できる次世代型の業務支援システム。
AD-SCRUMには、cciからインプレッション数やクリックレート、リーチを加味し最適化されたメディアプランを作成、登録できる「メディアプランニング機能」や、受発注業務を処理する「バイイング機能」、案件ごとに原稿素材を入稿する「入稿機能」のほか、掲載確認機能、実績管理機能、レポート出力機能、進捗管理機能などが搭載され、すべてウェブ上で利用できる。
cciでは、今後試験運用を経て2008年度初より順次基本機能を備えたウェブアプリケーションを広告会社および媒体社に提供していく。また、各社の要請に応じてカスタマイズ版も提供する予定だという。cciではAD-SCRUMによって、大手ポータルから専門サイトまでのすべてをカバーしたアドマーケットプレイスを構築する準備が整ったとしている。
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