Wikipediaを「信用している」は4割未満、「知っているが参加経験なし」は9割以上に

 アイシェアは12月7日、オンライン百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」について利用状況の意識調査を実施、結果を発表した。

 調査によると、ウィキペディアを「知っている」と回答した人は90.1%だった。ウィキペディアの情報収集方法は、「検索エンジンでキーワード検索からウィキペディアへ(78.8%)」が多数を占め、次いで「最初からウィキペディア内検索を行った(19.7%)」が続く。どのような情報を調べるかについては、「人名(タレント・著名人・有名人)(62.6%)」が最も多く、次いで「歴史(38.2%)」、「商品(34.8%)」などが多く挙げられている。

 また、ウィキペディアに記載された内容を信用しているかについては、「信用している」は39.4%にとどまり、「疑わしいと思うことがある(55.6%)」と「基本的に信用していない(5.0%)」を合わせ、約6割があまり信用していないことが分かった。疑わしい、または信用していない理由としては、「記載された内容が自由に改変可能な為(40.0%)」が最も多く、次いで「中立的な立場ではないと思えるから(38.5%)」、「調査機関を利用した情報ではない為(9.8%)」が多く挙げられている。

 ウィキペディアの編集に「参加したことはない」は93.1%、参加したことがある人のうち「知っている情報の追加(4.2%)」が最も多く、次いで「誤字の修正(リンク追加など)程度に参加(1.8%)」が続く。

 調査は2007年11月27〜30日、CLUB BBQメール転送サービス会員を対象に実施したもの。有効回答数は765人。

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