スカイ・アイティは、コンパクトナレッジ検索エンジン「SKY・PAPER(スカイ・ペーパー)」のサービスを、10月24日より開始したと発表した。
SKY・PAPERは、ウェブ、RSSフィード、社内DB、社内ファイルサーバーをまとめて検索することができる、コンパクトなインターネット総合検索エンジンで、現在、特許出願している。
グループウェアや、情報や知識を収集・整理して組織内で共有するためのソフトウェアのツールを検索エンジンのスタイルにすることによって、社内や学内での情報をより共有しやすくしており、利用者が見ているウェブページからキーワードを選出し、そのキーワードに沿った各情報を、リアルタイムに知ることができる。
また、専用ツールバーを導入すれば、キーワードの入力や検索ボタン不要の自動検索エンジンツールになり、独自のウェブ解析で情報収集力がアップするとしている。
さらに、閲覧したウェブページにコメントを残したり、自らナレッジ情報を書き込むことにより、あるキーワードに対して、他の人々が持っているナレッジ情報と、そのウェブページについての感想や意見が分かる仕組みとなっている。これにより、キーワードを通して、コミュニケーションの活発化が図れると同時に、ナレッジマネジメントの構築が容易になるとしている。
また、自社内データベースのナレッジ情報や自社内ファイルサーバーのファイル情報に加え、フィードを採用することで大手検索エンジンなどからもウェブ情報やブログ、ニュースをまとめて取得できるようにしている。今までのように、社内グループウェア、社内ブログ、ファイル検索、google、yahooなど、ウェブサイトごとに検索する必要がなく、一度の検索ですべての情報が手に入る。
なお、SKY・PAPERの価格は、1ユーザーあたり5000円。初期費用をふまえて、10万円から導入可能となる。
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