最終更新時刻:2008年10月10日(金) 23時50分

マーケティングチャンネル

ネットでプライベートの情報収集「毎日」が97.9%--WEBマーケティング研究会調査

奥山順子

2007/10/25 23:52  

 WEBマーケティング研究会は10月24日、「インターネットを使った情報収集に関 するアンケート」を実施、結果を発表した。

 調査によると、インターネットでプライベート目的の情報収集に費やす時間に ついて聞いたところ、パソコンでは「毎日」と回答した人が97.9%を占め、その中で 「1時間以上」と回答した人が約8割となっている。一方、携帯電話では「ほとんど情 報収集しない」、「30分以下」で全体の8割以上を占めている。また、ビジネス目的 の情報収集については、パソコンでは「毎日」と回答した人が55.2%にとどまり、携 帯では「ほとんど情報収集しない」と回答した人が約9割にのぼる。

 パソコンで情報収集する際、よく利用するサイトについては「ポータルサイト (65.3%)」が最も多く、次いで「ニュース専門サイト(46%)」、「企業サイト・ 企業ブログ(39.6%)」、「クチコミサイト(31.6%)」が続く。さらに上位4サイ トについて、利用者の目的と情報収集に費やす時間によってどのような違いがある か、クロス集計を行った結果、ポータルサイトではプライベート目的での情報収集時 間が短いほど利用率が落ちる傾向が見られた。また、ニュース専門サイトではビジネ ス目的で長時間情報収集している人によく利用されている傾向が表れ、企業サイト・ 企業ブログではビジネス目的で情報収集している人の利用率が明らかに高くなってい る。

 よく利用するサーチエンジンについては「Yahoo!(52.8%)」と「Google(38. 3%)」が人気を二分した。「サーチエンジンはほとんど使わない」と回答した人は わずか0.9%にとどまっている。さらに選んだサーチエンジンが他よりも便利だと感 じる点について聞いたところ、「検索結果としてヒットするサイトの件数が多い (61.0%)」、「役に立つサイトが検索結果上位に表示さる(29.8%)」、「ブラウ ザでそのサイトをホームページに設定している(22.7%)」などが多く挙げられた。 サーチエンジン別にみると、Yahoo!では「キーワード検索だけでなくカテゴリから も探せるので、商品の製造元など企業が運営する公式サイトが見つけやすい」、 Googleでは「検索結果として表示される件数が多く、反映されている情報が新しいた め、探していたサイトが上位に表示されやすい」という意見が上位に挙げられた。

 情報収集で利用しているツールやサービスついて、プライベート目的では「企 業やショッピングサイトが発行するメールマガジン(75.2%)」が圧倒的に多く、次 いで「You Tubeなど動画共有サイト」、「新入荷商品などを随時知らせてくれるア ラートメール」が続く。一方、ビジネス目的では1位はプライベート目的と同じだっ たものの、以下「Googleツールバーなどブラウザのアドオンソフト」、「Googleなど のパーソナライズドページ」などWeb2.0色が強く、プライベート目的と順位は大きく 異なる。

 インターネット以外の媒体で得た情報をインターネットで調べる頻度について は、「新聞の記事」や「テレビ番組の情報」、「商品についているシールや説明書、 店舗にあるリーフレット」などの頻度が高く、「ラジオのCM」や「ラジオ番組で紹介 された情報」、「看板、駅のポスターなどの広告」は「一度も調べたことがない」と なっている。

 また、インターネットで得た情報が購買活動に与える影響を調査したところ、 商品の存在を知るきっかけとなった情報としては「企業が運営する公式サイトやブロ グの記事」、「企業が発行するメールマガジン」が最も多く、次いで「ポータルサイ トなどに表示されるバナー広告」、「ブログに表示されるテキスト広告やアフィリエ イト」などが続く。

 商品に興味を持つきっかけとなった情報としては、知るきっかけと同様「企業 が運営する公式サイトやブログの記事」、「企業が発行するメールマガジン」が多 く、次いで「クチコミサイト、商品レビューサイトの投稿」が続く。さらに商品の購 入を決めた情報については「クチコミサイト、商品レビューサイトの投稿」が最も多 く、次いで「企業が運営する公式サイトやブログの記事」、「企業が発行するメール マガジン」となり、順位が大きく入れ替わっている。

 オンラインでの購入の際に最も重視したい情報源は「メーカー・生産者の公式 サイト」、「販売している業者のサイト」、「クチコミサイト、商品レビューサイ ト」が上位を占めた。

 そのほか、インターネットで有益と思われる情報を見つけたときに、知人など に伝達意向があるかを聞いたところ、「そう思う(21.5%)」、「どちらかといえば そう思う(52.1%)」を合わせ7割以上が積極的な意向を持っていることが分かっ た。性別では「そう思う」が女性の方が約10ポイント高く、「そう思わない」は男性 の方が約10ポイント高くなっている。また、パソコンを使った情報収集時間の長さと 伝達意向の関係をみると、情報収集時間が短くなるにつれて「そう思わない」と回答 した人が増える傾向があることが分かった。

 調査は2007年7月3日〜8月16日、WEBマーケティング研究会会員および全国のイ ンターネット利用者を対象にウェブ上でアンケート調査したもの。有効回答は326 件。

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