9月10日(日本時間)にiPodファミリーが一新された。新デザインと機能を備えたiPod nano、新容量をラインアップしたiPod classic、新色が登場したiPod shuffle、機能を満載したiPod touchがラインアップされ、デジタルオーディオプレーヤーの新風として期待されている。
発表後初の週末となった9月13日に、新iPodファミリーの店頭イベントを開催したビックカメラ有楽町店本館で、店長の石川勝芳氏に、iPodの販売状況と店内での取り組みについて伺った。
明け方に新製品が発表され、それをご覧になったお客様が10時の開店と同時に予約受付にいらっしゃいました。同日の夕方にiPod nano、iPod shuffleなどが納品されましたので、実機の販売は17時頃からスタートしました。
やはりオレンジですね。カラーバリエーションのある機器全体に言えることですが、秋口はオレンジ、茶系といった暖色系のカラーが好まれる傾向にあります。カラバリの動きも非常によいですが、もちろん、シルバーやブラックといった定番カラーも人気です。
まだ、全ての製品が出揃ったわけではないですが、現時点ではiPod nanoを購入されていく方が多いようです。新機能についても聞かれるケースが多く「shuffle」「Genius」といった新機能に対する興味は強いですね。個別に質問いただいたりとみなさんとても熱心です。
現時点では女性のお客様の関心が高いです。iPodも発売当初は商品知識の深いMacユーザーが多かったですが、段々と一般の方が増え、最近では特に女性のお客様が多くいらっしゃいます。知名度がありますので、店頭展示を見て、足を止めたり、実機を触られたりしていかれますね。買い替えと買い増しの比率は大体半々くらいだと思います。
当初はもちろんMacユーザーだけだったのですが、現在ではMacユーザーとWindowsユーザーほぼ半分ずつという印象です。Windowsユーザーも相当数iPodを使われていますよ。
ただiPodが登場したことにより、「MacBook」「MacBook Air」といったノートPCの売上げが伸びてきました。今ではMac上でWindowsが実行できる「Boot Camp」機能も備えていますので、仕事で使う方も安心してMacを選ばれています。
この現象はここ数年続いていて、Macは非常に堅調に推移しています。
当然男性も多いですが、カラーやデザインの良さから女性にも人気です。
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