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「スペースマーケット」は“場所”に付加価値をつける--重松社長に狙いを聞く

2016/11/08 16:56
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 ユニークな施設や店舗を、1時間単位から貸し借りできるマーケットプレイス「スペースマーケット」を運営するスペースマーケットは11月8日、ネスレ日本とコラボし、天然炭酸水の「ペリエ」をパーティーで楽しめる新サービス「とびっきり!Party Market with PERRIER」の予約受付けを開始したことを発表した。

スペースマーケットとネスレ日本が再びコラボ
スペースマーケットとネスレ日本が再びコラボ

 両社は、スペースマーケットの利用者に対してペリエを配るコラボを夏に実施したばかりだ。今回で2度目のコラボとなる。スペースを借りられる期間は12月4~24日まで。ペリエの特設サイトや、スペースマーケット内の特設サイトから申し込める。

 同サービスは、スペースマーケットとネスレ日本が共同で、非日常なパーティーを楽しめる、場所、食事、アトラクションを用意するというもの。「屋内グランピング」「天空のパーティーテラス」「一軒家アートハウス」をテーマにした、都内3箇所のパーティスペースを貸し出す。

 会場では、ペリエを無料提供するほか、ペリエのオリジナルカクテル4種をバーテンダーが提供してくれる。さらに、スペースマーケットが提携する出張シェフによる“ペリエに合う料理”を食べられるほか、プロのパフォーマーによる手品や似顔絵、フォトサービスなどのアトラクションも好みに応じて組み合わせられるという。

「天空のパーティーテラス」のイメージ
「天空のパーティーテラス」のイメージ

 これまでは“場所貸し”のプラットフォームだったスペースマーケットだが、今回のような企業コラボに加えて、10月24日には、法人ユーザーのイベント開催を支援する「法人コンシェル」の提供を開始している。「次のフェーズに入った」と語る、スペースマーケット代表取締役CEOの重松大輔氏に狙いを聞いた。

企業コラボで価値が増大する

――企業コラボや法人コンシェルジュなど、次々と新たな施策を打ち出しています。

 これまではアーリーアダプター向けだったサービスの認知が、ある程度一般ユーザーにも広まってきたこと、またこういったパーティをやるという文化が少しずつ形成されてきていることが大きいです。これから一気に利用が拡大していくフェーズに入ったと思っています。

――企業コラボなどは、いつから構想があったのでしょうか。

 もともとサービスを始めた時は、こんな利用のされ方をするとは思ってもいませんでした。サービスを1年ほど運営してみて、いろいろな場所でパーティーをやりたいというニーズがあることが分かりました。特に冬はパーティーシーズンなので、今回のペリエのようなパートナーシップを組むことで、文化を作っていけたらと思っています。

スペースマーケット代表取締役CEOの重松大輔氏
スペースマーケット代表取締役CEOの重松大輔氏

――裏を返すと、これまでの“場所貸し”だけだと、大きな成長が見込めないということでしょうか。

 そんなことはありません。場所はあればあるほど稼働が増えるので、引き続き注力していきますが、その一方で法人のニーズも非常に高い。たとえば、社員総会や会社のイベントで、皆さんひと手間加えたいと考えているんです。

 そういうことをちゃんとやると社員のモチベーションが上がることに経営者も気づいているんですが、やはりプロでないと難しい。そこで我々が場所だけでなく、イベント回りもコーディネートする。PR側面でのアドバイスや、さまざまなコラボレーションも混ぜながら、企業のイベントをプロデュースするということです。

――今回はペリエですが、今後のコラボの予定も教えてください。

 いままさに、いろいろなアライアンスがどんどん決まってきています。今回のような飲料メーカーや出張シェフもそうですし、ケータリングやパーティープロデュース会社、あとはベネフィット・ワンのような福利厚生の会社などです。やはり人が集まってイベントをすることで、いろいろなプレーヤーが集まり、それが価値になります。

――マネタイズについて、収益はユーザーではなくコラボした企業から得るのでしょうか。

 そうですね、タイアップに近いイメージです。先方としてはサンプリングしてマーケティングに生かしたいというニーズがあり、他社とコラボすることによってその価値は増大します。また、我々もユーザーに対してただ場所を貸すだけでなく、たとえば「スペースマーケットを通じて借りるとペリエが無料で飲める」となると、すごく喜ばれる。それが他のプラットフォームにはない価値だと思います。ゆくゆくはスペース自体がタダになるコラボなども増やしていきたいですね。

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