最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分
今が選び時! 百花繚乱スマートフォン

タッチで使うスマートフォン「iPhone 3G」VS「X04HT TOUCH DIAMOND」

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片手で持ってタッチで使える機種Touch DiamondとiPhoneを比べる

 日本のコンシューマ向けスマートフォン市場は、実質「Windowsケータイ VS iPhone 3G」という状態にある。iPhone 3Gはたった1機種で全く違うバリューを打ち出している製品だから、単純に比較するべきではないかもしれないが、これからスマートフォンというものを使ってみたい、という入門者にとってはその差が気になるところだろう。

 特にこの秋冬には、iPhone 3Gと似たインターフェースを持ったTouch Diamondが各キャリアから登場することから、この2機種を比較して初めてのスマートフォンを手にしようとしているユーザーも多いのではないだろうか。

 Windowsケータイは各キャリアから様々な端末がリリースされており、外観や独自機能が多彩なだけに「Windowsケータイ VS iPhone 3G」という比較をするのは難しいが、今回はソフトバンクモバイルからリリースされた「X04HT TOUCH DIAMOND」をWindowsケータイの代表選手として取り上げた。スマートフォンとして使う、という前提でiPhone 3Gとの比較をしてみよう。

手に収まる「X04HT TOUCH DIAMOND」と大画面の「iPhone 3G」

 端末サイズを比較した場合、「X04HT TOUCH DIAMOND」が一回り小さい。特に横幅が51ミリという設定は、日本人の手で扱うのにちょうど良いサイズだ。片手で握り込むようにして持った場合、親指で画面の逆端に表示されているボタンをタップするのも簡単だ。一方「iPhone 3G」は手のひらでしっかりと支えるように持つと、片手で全体を操作するには少々苦しい。

「X04HT TOUCH DIAMOND」の大きさは、最近の薄型携帯電話と同程度だ。携帯電話向けの汎用ポーチ等も流用できるだろう。電話として使うにも違和感の少ない大きさだ。

 一回り大きい「iPhone 3G」の持っている強みは、ディスプレイサイズだ。「X04HT TOUCH DIAMOND」が2.8インチであるのに対して「iPhone 3G」が3.5インチワイドと圧倒的に大きい。解像度は「X04HT TOUCH DIAMOND」の方が高いため、小さい画面でもそれほど見づらくはないのだが、ゲームや動画等をメインの用途として考えているのならば「iPhone 3G」の方が魅力的かもしれない。

iPhone 3G Touch Diamond
外形寸法 横幅 61.2mm 51mm
縦幅 115.5mm 102mm
厚さ 12.3mm 11.35mm
重さ 133g 110g
ディスプレイ サイズ 3.5インチワイド 2.8インチ
解像度 480×320 640×480
特徴的な操作方法と外観の「iPhone 3G」はiPodに慣れたユーザーにも人気だ
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