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わずか200gのナノ一眼「PENTAX Q」徹底解剖--第2回:静止画撮影編

CNET Japan Ad Special 加辺友明2011年08月19日 17時00分

一眼ならではの撮影する楽しみ交換レンズを試す

 PENTAX Qが採用している「Qマウント」レンズには今のところ高性能レンズが2本、ユニークレンズが3本ある。どれもポケットに入るくらい小さいので、紛失してしまわないか心配になるくらいだ。1回目は8.5mm F1.9の「01 STANDARD PRIME(標準単焦点)」を使ったので、今回は魚眼レンズ「03 FISH-EYE」と、ズームレンズ「02 STANDARD ZOOM」の2本を使ってみた。

説明 魚眼レンズ「03 FISH-EYE」
※クリックすると拡大画像が見られます
説明 ズームレンズ「02 STANDARD ZOOM」
※クリックすると拡大画像が見られます

 03 FISH-EYEには一種独特の味わいがある。レンズ自体はとにかく軽く重さは約29gだ。残念ながら固定絞り(F5.6)でマニュアルフォーカス。フォーカスリングが約30度(公称値ではない)の回転角しかないので、フォーカス合わせには若干の慣れが必要かもしれない。

 そもそもモニター上での判断がむずかしいのだが、魚眼レンズのため被写界深度が深くなっており、大きな失敗はないと思う。また、高性能レンズでマニュアル撮影をすると、フォーカスをあわせている間、モニタに4倍までの拡大表示がされるが、魚眼レンズを付けるとフォーカスリングを 回しても自動的には拡大表示がされず、OKボタンを押して拡大表示される仕様になっている。

 03 FISH-EYEはレンズ長がボディから約27mmしかなく、指が写ってしまうことがあった。撮影時には気を付けたい。

 次にズームレンズ02 STANDARD ZOOMを試した。Qマウント唯一のズームレンズとなる。焦点距離は5~15mm(27.5~83mm 35mm換算)。標準的なズームレンズで、重さ約96g。8.5mm単焦点の重さになれてしまうと、これでも重さを感じる。

 絞りの範囲は広角側でF2.8~F8、望遠側でF4.5~F8だ。電子ダイヤルでズーム操作をするコンパクトデジタルカメラに比べ、レンズ側のズームリングで操作するので、ズームのし易さは一眼カメラならではの快適さがある。レンズの全長も48mmと長いので、指が写り込む心配もない。

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