東芝、ビジネスノートPC新版--消費電力や堅牢性などを改善

ZDNET Japan Staff2015年06月04日 14時00分

 東芝は6月4日、ビジネス向け15/17インチノートPCとして新製品を投入する。Intelの第5世代CPUを新たに搭載したことで、消費電力を最大で3割抑え、9時間のバッテリ駆動を可能にした。防滴や落下、面加圧テストなどを重ね、細かいながら企業利用におけるニーズに着実に対応したこと、10キー付きキーボードや大きめなタッチパッドなどによる生産性向上も強調している。

 発売するのは15.6型の「dynabook Satellite B35」。B35は、標準バッテリで9時間駆動する。冒頭の性能に加え、落下によるHDD破損を避けるために、HDDを周囲と直付けしないフローティング構造を採用し、振動や衝撃が直接伝わるのを防ぐ。

 また、3D加速度センサでPCの不安定な動きを感知し、磁気ヘッドを待避させてHDDのクラッシュを防ぐ「東芝HDDプロテクション」を15.6型の全モデルに搭載している。

dynabook Satellite B35
dynabook Satellite B35

 プリインストールOSは「Windows 8.1 Pro Update」(64ビット)、CPUは「Intel Core i5-5200U」「Intel Core i3-5005U」「Intel Celeron 3205U」の3つから選ぶ。

 HDDは500GB、DVDスーパーマルチドライブを選択可能。重量は2.3kg。無線LANは802.11a/b/g/n/ac + BT Ver4.0に対応している。

 メモリ、光学ドライブは選択できる。きょう体は16.9~23.9mmの薄型設計、部品点数を減らしたことによる障害リスク低減なども図った。

 使いやすさへのこだわりとして挙げたのは、RGB、LAN、HDMIに加え、USBポートを4つ搭載したこと、書き込み不可のDVD-ROMが選べる点などを挙げている。

 税別価格は、Celeron搭載モデルが20万8000円から、Core i3 5005Uモデルが23万2000円から、Core i5 5200Uモデルが24万2000円からとしている。

 B35のリリースと同時に、17.3型の「dynabook Satellite B37」も発売する。4時間ながらバッテリ駆動が可能であることを強調し、デスクトップPCからの買い替え需要を見込んでいる。

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