Twitterの使い方も電話で聞ける「とことんサポートPC」--NECPC

 NECパーソナルコンピュータは10月11日、電話や訪問サポート機能を強化した「とことんサポートPC」を11月2日から順次販売すると発表した。PCに初めて触れる人や、教えてもらえる人がなく、不安を抱えている人などを対象とした製品だ。市場想定価格は14万円前後。

  • 「とことんサポートPC」

 購入後は、スタッフがユーザーの自宅を訪問し、PCの開封からプリンタやデジタルカメラとの接続設定などを行う「初回設定出張サービス」を標準提供。さらに、とことんサポートPCユーザー専用の電話サポートサービスを用意し、午前9時から午後10時まで365日受け付ける。音声ガイダンスを経由せず直接オペレーターにつながるほか、相談内容は同社製品だけでなく、他社周辺機器に関すること、あるいはTwitterやYahoo!オークションなどのネットサービス活用方法を相談できる。ただし、スマートフォンとの連携やブログの作り方などは今回のサポートの対象外という。

  • 「おてがるメニュー」

 電話サポートは、場合によってオペレーターが遠隔操作で代行したり、操作個所をマーカーで示したりしながらガイドする。発表会ではサポートセンターと会場をつなぎ、「Twitterのアイコンの写真が変えられない」という相談をもとに、エラーになる原因分析、画像のサイズ変更、アイコンの変更までの過程を、電話と遠隔操作でガイドするデモを披露した。

 なお、1回目以降の出張サービスは、購入日から5年間までは通常料金の半額で受けられる。電話サポートは期限なく無料で受けられる。

 今回のサービスは、NECとレノボが合併したことによるシナジー効果のひとつだという。「単純に値下げをするだけでなく、満足度を上げる、商品力を強化する方法もある。狙いは、よりたくさんのお客様にPCを使っていただきたい。それがトップメーカーの責務。(今回のサービスは)長年培ってきたサポートの集大成といっても過言ではない」(NECパーソナルコンピュータ コンシューマPC商品企画本部 本部長 栗山浩一氏)と話す。

  • ローマ字入力の母音を青、子音は薄い青に色分けし、入力しやすくしたキーボード

 PCは15.6型ワイドディスプレイを搭載した「LaVie Sシリーズ」(10万円前後)をベースにしたもの。キーボードはローマ字入力の母音を青、子音は薄い青に色分けし、打ちたいキーをわかりやすくした。PCを起動すると、初心者の利用頻度が高いメールやインターネット、写真、はがき作成といったソフトをボタン一つで起動できる「おてがるメニュー」が自動的に全画面で表示される。さらに、主要ソフトの概要や設定・操作方法をガイドする「動画ナビ」をプリインストールするなどし、使いこなしの戸惑いや不安を軽減したとしている。

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