NECは2月15日、Androidを搭載したキーボード付き端末「NEC LifeTouch NOTE」を3月10日より発売すると発表した(端末の詳細なフォトレビュー記事)。
NECは、企業向けの業務用端末としてAndroidを搭載したタブレット型の「LifeTouch」を発売しているが、LifeTouch NOTEは個人をターゲットにしたもの。キーボード付きの軽量小型端末として人気を博した「モバイルギア」を意識して作られたものという。
OSはAndroid 2.2で、プロセッサには「NVIDIA Tegra250モバイルプロセッサ(1GHz、2コア)」を搭載しており、Flashコンテンツを再生可能だ。日本語入力にはATOKを採用する。
タッチパネル画面は、指タッチのほかにスタイラスによる操作も可能な抵抗膜方式だ。QWERTY配列の81キーのキーボードを搭載、カーソル操作にはキーボード手前に指をなぞるタイプのポインティングデバイスを装備している。外側に200万画素のカメラ、GPS、電子コンパス、加速度センサを搭載する。
本体のサイズは高さ25mm×幅234mm×奥行き138mmで、重さはバッテリとSDカードを含んで699g。バッテリ駆動時間はウェブサイトの閲覧程度なら約9時間、動画再生は約8時間、YouTubeの動画再生は約7時間となっている。画面は7型で解像度は800×480ドットのWVGA。
ラインアップは、Wi-Fiモデルとして、ストレージ容量が16Gバイト(内蔵8Gバイト+SDカード8Gバイト)の「LT-NA75W/1A」シリーズと4Gバイト(内蔵2Gバイト+SDカード2Gバイト)「LT-NA70W/1A」の2タイプを用意。LT-NA75W/1Aシリーズの市場想定価格は4万5000円前後で、LT-NA70W/1Aは4万円前後。3月10日に発売する。
このほかに、高速データ通信ができるNTTドコモの「FOMAハイスピード」に対応した「LT-NA75F/1A」シリーズがラインアップする。LT-NA75F/1Aは、ストレージ容量が16Gバイトのみとなる。価格は5万5000円前後で、4月下旬に発売予定だ。
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