日本エイサーは12月2日、「3D立体視の利用動向に関する調査」の調査結果を発表した。NVIDIA 3D Vision対応ノートPC「AS5745DG-A54E/L」の発売にあわせて行ったもの。
同調査の結果によると、3Dに関して興味がある人は「とてもある」「ある」を合わせて約半数(52.8%)で、特に男性にその傾向が強いことが明らかとなった。また、3Dを実際に見たことがある人は57.5%、初めての3D体験は映画館という人が63.5%で1位となった。
ただし、3Dデバイスの保有状況を見ると、持っている人は3.2%、最も保有されているのはテレビで45.5%だ。購入しない理由は「価格が高いから」が70.8%で1位となった。今後購入したい3Dデバイスの1位はテレビで、75%と圧倒的だ。続いてPCモニタ(18.7%)、デジタルカメラ(16.3%)と続き、ノートPCは4位で13.8%に留まった。ただし、性別で見てみると、女性はテレビ(72.3%)に続いてカメラ(18.7%)、ノートPC(13.3%)になる。男性は、テレビ(77.7%)に続いてPCモニタ(26%)、ノートPC(14.3%)となる。
コンテンツの購入に関しては自宅で見る場合「無料なら見たい」が第1位(64.8%)となっている。今後3Dで見たいコンテンツは映画(69.7%)がトップ。続いてテレビ番組(43%)やテレビゲーム(37.5%)も期待されている。3Dを一緒に楽しみたい相手は、外出先でも自宅でも「家族」が第1位となった。
今後3Dに期待することとしては、「3D自体の普及」「3Dデバイスの低価格化」「裸眼視聴の実現」などが挙がり、実際のコンテンツ普及率はまだ低いと認識されているようだ。「テレビ番組の3D化」として特に多かったのは「スポーツ番組」と「通販番組」だったという。
調査は11月8〜9日にネット上で実施。20〜40代の男女各300人計600人から有効回答を得ている。
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