東芝は7月28日、Blu-rayレコーダー4機種を発表した。ブランド名を従来の「VARDIA」から「REGZAブルーレイ」に改め、3D対応モデルも発売する。
REGZAブルーレイとして発売されるのは、「RD-X10」(X10)、「RD-BZ800」(BZ800)、「RD-BZ700」(BZ700)、「RD-BR600」(BR600)。最上位機となるX10は、ブルーレイ3Dの再生に対応。それ以外モデルは、別途発売されるバージョンアップキットを使用することでブルーレイ3Dディスクを再生できる。
高画質技術として、超解像技術を加えた「レゾリューションプラスXDE」を搭載。アップスケーリングによるエッジの粗さや映像ボケを改善し、DVDソフトや長時間モードで録画した番組も、自然でクリアな映像に再生するとしている。
対応の液晶テレビ「REGZA」と組み合わせれば、レゾリューションプラスXDEが、REGZAの「レゾリューションプラス」に最適化。組み合わせて使用することで、より高画質再生ができるという。また、REGZAの内蔵、USB、LAN HDDに録画したタイトルを、REGZAブルーレイのHDDに無劣化ダビングすることも可能。CELL REGZAと組み合わせれば、Blu-ray Discへのダビングにも対応する。
新開発トランスコーダの搭載により、フルハイビジョン画質のまま、通常のフルハイビジョン録画に比べ12倍の長時間録画ができる「AVC」方式を装備。X10であれば、内蔵の2TバイトHDDに、最長約2153時間を録画できるという。また、HDD内でハイビジョン画質(DR)から、AVCにレート変換ダビングする際は、約2倍速でダビングできるとしている。
このほか、東芝モデルならではのフレーム単位の編集機能やLANケーブル接続による「ネットdeダビング」などの機能を内蔵。外付けUSB HDDでの録画にも対応する。
X10、BZ800、BZ700は、地上、BS、110度CSデジタルチューナを2基搭載し、「ハイビジョンW録」が可能。最上位機になるX10のみ、オーディオ専用のHDMI出力端子も備えたデュアルHDMI出力を備える。
合わせて、フルハイビジョン8倍録画機能を備えた、Blu-rayレコーダー「D-BZ500」(BZ500)と、Blu-rayプレーヤー「SD-BDT1」(BDT1)も発売する。BZ500のHDD容量は320Gバイト。ハイビジョンW録が可能だ。BDT1は、高さ54mmのスリムボディを採用。ブルーレイ3Dディスクの再生に対応する。
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