オンキヨーは11月5日、バイオマス素材「ピュアセルロースナノファイバー」(CNF)を使用したスピーカ振動板の開発に成功したと発表した。強さやしなやかさと軽さを両立したスピーカ振動板を作ることができるとしている。
CNFは、木材パルプを構成する繊維をナノレベルまで細かくすることで生まれた最先端のバイオマス素材。鉄の5分の1の質量でありながら、鉄の5倍の強度を実現するCNFを、パルプに混抄することで、さらなる高音質化を実現した、スピーカ振動板ができるとしている。
今後は車載スピーカを中心としたOEM製品や自社ブランド製品に2016年からの採用を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦