JBL、スタジオモニタ「4367WX」--伝統のブルーバッフルデザイン採用

 ハーマンインターナショナルは11月4日、JBLブランドからフロア型スピーカ「JBL 4367WX」(4367WX)を発表した。モニタ用スピーカー「4365」の後継機になる。発売は12月を予定しており、税別価格は1本80万円。

 2つのコンプレッションドライバを単一の筐体に結合した、独自の「D2デュアルドライバー」を採用し、高い出力音圧と非直線性の低歪みを実現。振動板の可動重量を減少し、40kHzまでの高域特性が得られる。

 「HDI(High Definition Imaging)技術」を用いた「Xウェーブガイド・ホーン」を備え、ホーンシステムならではの高感度かつ緻密なディテール表現と広く一定した定指向特性を確保。広いエリアにおいてもクリアなサウンドと優れた音響バランスが楽しめるとしている。

 38cmのウーファを搭載し、パワフルで高音質なサウンドを再生。2つのボイスコイルで駆動する独自のディファレンシャル・ドライブ方式により、高出力と超低歪率を両立する。

 サイズは高さ941mm×幅560mm×奥行き425mmで、重量約61.2kg。JBLスタジオモニタモデルで長く使用されている、ブルーバッフルデザインを採用する。


「JBL 4367WX」

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