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おしゃれゲーム機!? 小さいながらも鮮明な画質で、魅力ある携帯ゲーム機に 任天堂 ゲームボーイミクロ

2005/09/05 00:00
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 我々はゲームボーイミクロを、E3の会場でも目にすることができたのだが、実際に自分達が普段使っている他の携帯ゲーム機と大きさを比較してみると、その小ささには衝撃を受ける。ゲームボーイミクロは、ゲームボーイアドバンスSPの折りたたみ時のおおよそ半分の大きさで、重さもおおよそ半分である。ゲームボーイアドバンスSPが、折りたたみ時で縦8.5cm×横8.2cmのほぼ正方形のシルエットをしているのに対し、ゲームボーイミクロは、縦5cm×横10cmの横長のデザインをしている。さらにゲームボーイミクロは、本体の中央にディスプレイがあるために、十字キーと、A・Bボタンとの間が離れている。そのため、ゲームボーイアドバンスSPのように両手を狭めて持つ必要がなく、「ストリートファイターZERO3↑(アッパー)」や、「ファミコンミニ ゼビウス」のようなアクション系のゲームはプレイがしやすい。一方、カートリッジに傾斜センサを内蔵している「まわるメイドインワリオ」のようなゲームだと、カートリッジが本体からはみでてしまうために、多少右手が持ちづらい。ただし、これらのゲームも持ち方を調整すれば十分楽しむことは可能だ。

 ゲームボーイミクロの十字キーは、ゲームボーイアドバンスSPの十字キーよりも押した時の感触がゆるく、より滑らかに円形の操作ができる。また、本体表面からキーの高さが高いために、キーの角を親指で押しやすくなっている。A・Bボタンも同様に反応がよく、本体表面からの高さが高いために、ゲームボーイアドバンスSPのA・Bボタンよりも押しやすい。

 ゲームボーイミクロの上側面についているL・Rボタンは、ファミコンのL・Rボタンに近い作りになっている。すなわち、SPのL・Rボタンよりもボタン自体が長く、SPのL・Rボタンのように外側を押し込むのではなく、本体の中央に近い方を押し込む形になっている。そのため、SPと同じような感覚でボタンの外側を押そうとしてもきちんと押し込むことができないため、慣れるまでにしばらく持ち方を調節する必要があった。操作ボタン全体について言うと、本体表面についている十字キーとA・Bボタンについては、SPのほうが「クリック」感があるのに対して、ミクロはバネっぽい感じがあった。一方、L・RボタンについてはSPがバネっぽく、ミクロのほうが「クリック」感がした。スタートおよびセレクトボタンは、パワーランプを兼ねており、本体表面と底面の間の傾斜のついた部分に配置されていて非常に押しやすい。

 電源ボタンは、スイッチ式で底面の左側についており、そのためかカートリッジのスロットは、底面の中央より若干右側寄りに配置されている。音量調節は、ゲームボーイアドバンスSPのようなスライドバー方式ではなく、クリック式のボタンで行う。ボタンの一方の角を押すたびに音量が少しずつ大きくなり、逆に他方の角を押すたびに音量が小さくなり、さらに長押しをするとより速く音量調節ができる。また、Lボタンを押しながら音量調節ボタンを押すことで、画面の明るさの調節ができるようになっている。

 ゲームボーイミクロのディスプレイは、ゲームボーイアドバンスのディスプレイに比べ、縦横がそれぞれ7割程度とかなり小さいが、解像度は同じである。そのため、ミクロの画面のほうが、GBAの画面よりもかなり鮮明に映る。面積比で1/2と、大幅に画面サイズが小さくなっているため、テキストを多く用いるゲームは多少読みづらいかもしれない。しかし、ドットはすべて存在するため、例えば、ファイアーエンブレムなどのゲームのテキストは十分読解が可能であった。ゲームボーイミクロのディスプレイは視野角が広く、またニンテンドーDSの上画面と比べても明るかった。任天堂は、ゲームボーイミクロ用に、SDメモリカードに保存されたMP4形式の動画とMP3形式の音楽ファイルの再生を可能とするアダプタをいずれは発売すると説明しているが、その通りであるならば、ゲームボーイミクロは、携帯用動画再生機器としても立派な候補の一つとなるかもしれない。ちなみに、ゲームボーイミクロには標準的なヘッドホン端子が備わっている。

 任天堂が、初めてゲームボーイミクロを発表した際、このゲーム機は、正直言って我々には、既存ユーザをターゲットにした、単なるお飾り的な製品としか映らなかった。事実、ゲームボーイミクロはゲームボーイアドバンスの小型版に過ぎないのだが、その小型ディスプレイの素晴らしさ故に、ゲームボーイアドバンスか、ゲームボーイアドバンスSPのユーザにとっては、もう一台保有する価値の十分高いゲーム機と言える。ドット間隔が狭いために画質は極めて鮮明であり、画面の明るさもゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSP、ニンテンドーDSのいずれと比較しても素晴らしい。とは言うものの、やはり、ニンテンドーDSが1万5千円で手に入る今、このマシンを1万2千円出して購入するユーザがどのくらいいるのか気になるところである。

このレビューは海外CNET Networksの一部であるGameSpotのレビューを日本向けに編集したものです。なお、元のレビューでは、製品紹介の動画もご覧頂くことが可能です。GameSpotのレビューへ

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ゲームボーイミクロとゲームボーイアドバンスSP(開いた状態)の比較 (クリックすると拡大できます
ゲームボーイミクロとゲームボーイアドバンスSP(閉じた状態)の比較 (クリックすると拡大できます
「ストリートファイターZERO3↑(アッパー)」プレイ画面 (クリックすると拡大できます
ゲームボーイミクロとゲームボーイアドバンスSPでのIRIDION II 画面比較 (クリックすると拡大できます
ゲームボーイミクロとゲームボーイアドバンスSPでのIRIDION II プレイ画面比較 (クリックすると拡大できます

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