ギミックに凝った製品も増えている中国トンデモケータイ。今回も実用性よりアイデア倒れかもしれない一品を発見してしまった。例によってメーカー名不詳のその製品のモデル名は「N99i」。このNなんたって型番は、世界最大シェアメーカーNokiaのマルチメディアケータイ「Nseries」を捩ったものだろう。トンデモケータイはこのように型番までも真似てしまう悪いところがある。またパッケージは直方体でちょっと特殊だが、こちらはiPhoneの箱をイメージしているのだろう。これまた最近はこの形状のパッケージが増えており、とにかく売れた製品を真似してしまえというのがトンデモケータイメーカーたちの根性なのだ。
さて、パッケージ上面にはこのN99iの端末写真が掲載されているが、なんだかケータイとは思えないデザインだ。縦に長くケータイというより普通の電話機のハンドセット部分みたいな形をしているようである。てか数字キーもないしこれでケータイとして使えるんだろうか?またパッケージに印刷されているキャッチコピーは中国語で「ファッション名作、魅力無限」。スタイリッシュなケータイということらしい。
ということでパッケージを開けてみると、あれ?フツーのストレートケータイが入っているだけだ。うーんよくわからない。例によってまた騙された?と思ってパッケージの横の写真を見ると、なんとこれ、本体が観音開きになるそうなのだ。いったいどーなっているんだ!ってことで機能も確認せず今回もお買い上げ。毎月毎月こんなのばっかり買っていていいんだろうかと思いつつ、このギミックはじっくり試してみる必要があるだろう(いや、ないって!?)。
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