Wikimedia Foundationの広報担当者は米国時間5月17日、同財団の創設者であるJimmy Wales氏が「Wikipediaにおけるコンテンツ編集と、Wikimediaの全プロジェクトに対する最上位の統括権限を放棄した」というFOXNews.comの報道に対し、正式にブログでコメントした。それによると、「Walesは先週、今まで保持していたユーザーアカウントに関する技術的な特権の一部を自主的に放棄したが、Wikimediaにおける地位や編集者としての立場に何ら影響を与えるものではない」という。同ブログはまた、Wales氏がプロジェクトにおける最終的な編集権限を保持していたという報道は、誤りであると説明している。
性的とみなされるおそれのある画像をWikipediaからWales氏が一方的に削除したことで起こった議論に参加することについては、WikimediaはあくまでWales氏の「一般的な役割の1つ」で、活発な議論は「問題のあるものではない」とし、Wales氏が今後も活発に議論に参加し、財団の重要な役割を担うことを期待しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力